【初心者必見】SMを楽しむための医学の基礎知識2 〜医療機関受診編〜

目次

医療費に関して

保険は効くの?

結論から言えば、SMでの医療機関の受診は、保険診療になるか自費診療になるか、医療機関側の判断でケースバイケースになる可能性があります。

原則として、故意の損傷の治療は健康保険の適用対象外です。ただし、SMにおいてはどこまでを故意で行ったかの判断が難しいので、場合によります。(問診などで嘘が無い前提)

誰が治療費を払う?

身体と心の安全・安心はもちろんですが、金銭トラブルもパートナーとの関係性にひびを入れてしまう可能性も十分にあります。もしもSMプレイで医療機関に行くことになった際、かかった金額は誰が負担すべきなのでしょうか?

ガイドラインとしては、パートナー同士で医療費の半分ずつを支払うことをおすすめします(明らかにどちらかの過失による損傷である場合は除く)。SMプレイは一人ではできません。信頼関係の下、楽しみも万が一のときの損害も共に享受していく姿勢と行動が、長続きする素敵な関係性の秘訣でしょう。

トラブルを未然に防ぐために

ここまで医療機関での受診について解説してきましたが、何よりもまずトラブルを防ぐことが一番であるのは言うまでもありません。ですので、以下のポイントに注意し、できる限りの事前対策と日頃から心がけを徹底しましょう。

  1. 事前準備を徹底する
    • 道具の使い方や身体への影響を十分に理解しておきましょう。また、危険な事例や起きやすい事故について知るなど、日頃から学ぶ姿勢を持つことも重要です。
  2. プレイ中の合図を決める
    • お互いに安全なプレイを楽しむために、緊急時のプレイストップの合図となる”セーフワード”や”セーフサイン(セーフジェスチャー)”を決めておくことが大切です。(セーフワード、セーフジェスチャー についてはこちらの記事。https://smguide.luna-matching.com/?p=2563
  3. アフターケアを怠らない
    • プレイ後の心と身体のケアをしっかり行い、異変があればすぐに応急手当てをしたり、医療機関に行くなどの対応をしましょう。

事前準備やアフターケアなどの詳細は、また別の記事で紹介していきたいと思います。

国際基準のセーフワード

BDSMの国際的な枠組みとして、2段階のセーフワードがあります。

  1. “イエロー”:程度を下げてください。許容範囲を超えそうな時に使用する。
  2. “レッド”:許容範囲を超えました。ただちに中断して必要なケアをして下さい。

また、口枷などで言葉を発せない場合には、ハンドサインでプレイ中断の意志を伝えられます。

  1. ハンドサイン(床を指さす):イエロー又はレッドと同じ意(言葉を発せない場合に使用)

こうした国際基準を知っておくことで、安心・安全にプレイできるだけでなく、国境を超えてプレイパートナーの幅も広がるかもしれませんね。

まとめ

SMプレイを楽しむ上で、医療機関の受診に対する知識を持つことはとても大切です。「何か問題が起きたらどうしよう」と不安を抱えるより、必要なときには適切な医療ケアを受けることができるという自信と安心感が得られるからです。

もし不安があれば、事前にいくつかの医療機関を調べておき、いざというとき受診する場所を確認しておくのがいいでしょう。ご自身と大切なパートナーの心身の安全を守るためにも、必要な時にためらわずに医療機関を受診してください。

相手に思いやりを、プレイに知識と技術と責任を。そうした心がけと行動をスマートにできる、かっこいいSM愛好家としてより一層楽しんでいきたいですね。

協力:SM Academy
監修:Dr.N https://x.com/SM_Dr_N

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