【まずはケガ防止！】SM初心者のための“身体の構造“チェック

2025年3月22日

はじめに

SMプレイを安全に楽しむためには、筋肉や骨格、神経や血管といった身体の構造について基本的な知識を持つことが大切です。

この記事では、SM初心者やこれからSMを始めたい人も安心してプレイを楽しめるよう、身体の構造についての基礎知識を学ぶ方法を、今日からできる具体的なステップでご紹介します！

日常の動きで、自分やパートナーの可動域や痛み、痺れの感じ方を確認してみましょう。

💡POINT：この感覚を覚えると、プレイでどこに負担がかかるか想像しやすくなる！

「どこを押したら危険なのか」「どこなら叩いてOKなのか」といった危険ポイントや安全ポイントを理解するために、身体の構造について学びましょう。

Google画像検索で「人体解剖図」「神経図」などを調べる
- 特に「神経や血管が集中している場所」「太い神経や血管がある場所」に注目
  → 例えば、腋(わき)、肘、手首、太腿の付け根、膝、足首は危険度が高い
- 関節など身体の表面に近い場所の神経、血管、骨への責めは危険度が上がる
簡単なセルフチェックをする（鏡の前で自分の体を触る）
- 腕の内側を軽く押してみる → 痺れや違和感を感じるならそこは神経が近い
- 鎖骨の下を押す → ここを強く押さえると苦しくなるので危険ゾーン
- このような感じで全身の様々な箇所を押したり叩いたりしてみて、自分の感覚でチェック！
  　
YouTubeで「解剖学」「神経の位置」などの動画を見る

💡POINT：安全な責めをするためには、以下のポイントが重要！

神経の位置: 手足のしびれや麻痺を防ぐため、①腋窩（えきか）神経、②橈骨（とうこつ）神経、③正中（せいちゅう）神経、④尺骨（しゃっこつ）神経、⑤大腿神経、⑥総腓骨神経の位置を知る
時間の影響: 長時間圧迫したり同じ姿勢でいると、血流が阻害されて痛みやしびれが出る可能性がある
関節と可動域: 無理なポーズを取らせると靭帯や関節を傷める可能性がある

*詳しく知りたい方は、『プロメテウス解剖学』、『ネッター解剖学アトラス』などを読んでみてください！

パートナーと一緒に「どこをどう触ると気持ちいい？ or 痛い？」を探る練習をしてみましょう。

腕や脚を軽く縛ってみる（30秒～1分）
- 靴紐やスカーフを使って手首や足首を軽く縛る
- しびれが出るまでの時間や、縛った後の皮膚の色の変化を見る
- 拘束したい形になるように身体をゆっくり動かしてみるチェックも効果的
軽く叩く or つねる（痛みの感じ方を知る）
- 責めOKな場所：お尻・太ももの外側・背中（筋肉があるところ）
- 責めNGな場所：首・肘の内側・脇・膝裏（神経や血管が多い）

*危険度MAX：脳、眼球、鼓膜、心臓付近（小さな刺激でも危険！）は絶対にやめましょう

💡POINT：人によって感じ方に差があるので、パートナーのことを知っておくとGood！

ここまでの知識を活かして、簡単なプレイを試してみてもOK！（1人でも可能）

「目隠しプレイ」：感覚を研ぎ澄ます
- 自分で目隠しをして、手の感覚や皮膚の刺激を確認
- パートナーがいる場合、優しく触れるだけでもドキドキ感UP♪
「セルフボンデージ」：縛られる感覚を体験
- 片手をスカーフや靴紐で固定し、圧迫感を確認
- すぐに解けるように安全対策を忘れずに！
「ソフトスパンキング」：軽く叩く感覚を試す
- 自分の太ももやお尻を軽く叩いて痛みの感じ方を確認
- パートナーと行う場合は、コミュニケーションを取りながら試す