「セーフワード」という言葉を聞いたことはありますか?
セーフワードとは、プレイを中断してほしい旨を相手に知らせる言葉です。セーフワードを発した際、直ちにプレイを中断する必要があります。SMプレイを安全に楽しむために、セーフワードは欠かせないもの。
この記事では、セーフワードとして設定する言葉の選び方や活用方法について解説します。
セーフワードの決め方
セーフワードには、「やめて」「許して」などの直接的な言葉ではなく、プレイ中に自然と出てこない言葉を選びます。例えば、「りんご」「お寿司」などの一般名詞です。
Mの中には「やめてほしいと懇願しても強制される」といったシチュエーションに興奮を覚える人もいます。そのためS側は、Mが発した「やめて」「許して」などの言葉を受け止める際、プレイの一環なのか、本当にプレイを止めてほしいのかの判断がつきません。そういった誤認を防ぐため、意識しないと発さない単語や、プレイと関係のない言葉をセーフワードに設定することが鉄則です。
段階的にセーフワードを設定する場合も
Mの中には、セーフワードを言いづらいと感じる人も。そういったMと、より丁寧にプレイを進めるために、段階的なセーフワードを設定することもあります。
例えば「強すぎるので弱めてほしいけれどプレイは継続してほしい」という意味の「Yellow (黄色信号)」と「限界のため直ちにプレイを中断してほしい」という意味の「Red(赤信号)」といった、2種類の段階的な言葉を使うことがあります。さらに、プレイを中断してほしいときは「1」、調整してほしいけど継続でOKの場合は「2」のように、数字でその程度を表すことも。
また、プレイを完全に中断するセーフワード「りんご」の手前に、「お水を飲みたい」「休憩したい」などのワードを設定しておけば、プレイの雰囲気を壊さずに自然な小休止を挟むこともできます。
口を塞ぐ場合は「セーフジェスチャー」を設定する
口枷、呼吸管理、水責めなど、Mが言葉を発することができない状態でプレイをする時は、セーフワードではなく「セーフジェスチャー」を使います。
セーフジェスチャーでは、相手の身体を数回タップするジェスチャーを合図とするのが一般的です。単に身体が当たっただけと勘違いされるのを防ぐため、3回以上のタップが好ましいです。
相手の身体に触れられない距離にいる場合は、Mに物を握らせておき、それを落とすのをセーフジェスチャーとして設定することも。握らせる物は、落とした時に音がする鈴や、床に落ちた時に気づきやすい手ぬぐいなどが良いでしょう。ただし、プレイ中の床は道具や衣類が散乱しがちなので、紛れてしまうような小さな物は避けてください。
セーフワードを言うことは悪いことではない
Mの中には、Sから与えられる加虐を全て受け止めきりたいと考える人もいます。そのような人は、セーフワードを使うことを躊躇ってしまうこともあるかもしれません。しかし、セーフワードはお互いの安全を担保し、楽しくSMプレイをする上で非常に重要なもの。事故や怪我を防ぐために、積極的にセーフワードを設定してください。
セーフワードの設定は、プレイを進行する立場であるS側から提案するのがおすすめ。そして、Mがセーフワードを発した場合は「教えてくれてありがとう」の一言も忘れずに声かけをしてください。
とはいえ、セーフワードを設定しているからといって安心しきるのもNGです。常に相手の様子やキャパシティを見て、安全を確保できるよう注意しながらSMプレイを楽しみましょう。
編集:ユキ
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