Lunaでは、女性ユーザーの中でご応募いただいた方に、「Luna女性サポーター」として、Lunaでの活動レポートをご提出いただいております。
今回は、Luna女性サポーターの皆様からいただいた、2月分のレポートをお届けします!

「嘘」と倫理観
✼••┈┈┈┈┈┈••✼ 🖋ゆな様(東京都)(SM属性:M(※subではありません)) ✼••┈┈┈┈┈┈••✼
2月も終わり、1年の寒さも乗り切った感じがしますね。
今回書こうと思うのは、「嘘」と倫理観の話です。

「SM性癖」をオープンにすることの難しさ
界隈で過ごすことと切っても切り離せないのが、「嘘」だと思います。
SM性癖という界隈の性質上、家族など界隈外の人間関係に全てをオープンにして界隈に遊びにきている人はなかなかいないのではないでしょうか。

私自身、家族や職場の人間には自分の嗜好や休日を緊縛サロンで過ごしていることは全く話していません。
どうしても、
「仕事が…」
などと嘘をついて、緊縛サロンや界隈のイベントに遊びに行くことになります。

「嘘」をつき続けることへの葛藤
その一方で、私の個人的な倫理観として、身近な人たちに対して誠実でありたいという気持ちがあります。
界隈に出入りし始めた当初は、たとえそれがリスクを伴う行為、自分の倫理観を裏切らなければならない行動だとしても、どうしても緊縛や被虐が必要だったので、界隈にいることを選択していました。
しかし精神状態が回復するにつれて、当初ほど切実に被虐を求めることがなくなり(定期的に被虐欲が爆発してしまうことはありますが)、界隈での営みの中に身を置くことと自分の倫理観を裏切ってまで嘘をつき続けることの間に葛藤が生まれるようになりました。

自分は本当にこのまま嘘をつき続けて界隈遊びを続けて良いのか。
かといって、SMや緊縛といった嗜好をオープンにする覚悟は、私にはまだありません。
SMや緊縛が自分のアイデンテティに深く食い込んだ今、身近な家族や友人からそれを否定されるのは耐え難いと思うからです。

それでも、SMの世界を失いたくない
一方で、この界隈への出入りをやめるというのも受け入れがたく感じます。
それは、遊べなくなるからという単純な理由からだけでなく、界隈で過ごす時間が増えるにつれて育まれた温かな人間関係や、私の場合緊縛に対する強い想いまで手放さなければならないのが惜しいからです。

結局は優先順位の問題なのかもしれません。
でも、嘘をついてでもこの営みに向かわせる原因と守りたい倫理観、その間でどうやってバランスを取れば良いのか、私の中で答えが出せずにいます。
界隈の他の方はどのように考えていらっしゃるのか、機会があれば伺ってみたいなと思いました。

〜Luna公式イベント『Luna女子会』に参加しました!の感想〜
✼••┈┈┈┈┈┈••✼ 🖋ナナ様(東京都)(SM属性:サブミッシブ) ✼••┈┈┈┈┈┈••✼
こんにちは!「Luna女性サポーター」のナナです。
2月16日(日)に秋葉原にて開催されたLuna公式イベント『Luna女子会』に参加してきました!
今回はイベントの感想レポートとなります!

Lunaには『リアル交流会』という、SMショーや物販、Lunaユーザー同士の交流を楽しめるイベントが定期開催されているのですが、基本的に男性の参加者さんが多いです。
3度参加したことある私が知る限り、男性率は毎回80〜90%といったところでしょうか。
とにかく女性の参加者さんが少ないのです…!
おまけに交流タイムはシャッフルされた少人数テーブルで行われるので、紅一点状態になることもしばしば。
男性が多いと、その場のコミュニケーションも男性が主体となってしまいがちなので、なかなか”女性ユーザー同士の交流”は難しいのです。

女性とも、もっとお話ししたい!
「お友達探し」目的でLunaを始めた私としては、(もちろん男性のお友達も大歓迎なのですが、)同性である女性ともっとお話したいと思ってまして、しかしなかなか機会がありませんでした。
そこで開催されることを知った『Luna女子会』!
参加者さんはもちろん女性のみ!男子禁制!
“女性限定の安心できる空間で、SMに関心のある方同士が自由に語り合える企画” (イベント概要より)
とのこと。
こんなLunaイベントを待ってました!
とすぐに申し込みました。

「Luna女子会」当日を迎えて
そして迎えたLuna女子会当日。
なんだかいつものリアル交流会より緊張しておりました…!
女性しかいない分、ファッションに気合いを入れて(※当社比)、会場に向かいました。

ソファがいっぱいある、可愛らしいお部屋風の会場で、16名の参加者さんが集まりました。
年代は20〜30代ほどで、皆様…皆様とても可憐で可愛らしい…!!(大興奮)
会場がいい匂いに包まれている気がしました(!?)

交流スタート!
リアル交流会同様、SM属性の名札を身につけるのですが、今回は黄色の”スイッチャー”を選んでいる方が7割ぐらいだった気がします。
「まだ自分の属性がわからない」というSM界隈初心者さんが多かったのもあるのかもしれません。
テーブルの上には様々なドリンクとお茶菓子、落ち着いた音楽が流れる中、女子会がスタートしました。
はじめは皆さんお行儀が良すぎるくらい大人しく、こしょこしょと軽い挨拶を交わしていたのですが、トークタイムが始まると雰囲気が一変。
出るわ出るわ、ディープなSMトーク!
男性には言えないような女子特有のお悩み!!
「こんな可憐な人たちが、こんな面を隠し持っていたの…!?」と驚愕するぐらいのギャップに、キュンキュン萌えていました。

「女子会」は、お話での交流がメイン
今回の交流会はショーや物販などはなく、お喋りがメインです。
なので、同じ卓の一人一人とのお話に、じっくり集中できました。

「なかなかSMの話を友達とできないから、話が通じる人がいて嬉しい」
「男の人がいると遠慮しちゃうことも話せる」
「今後一緒にSMバーやイベントに行けるようなお友達を探していた」
と、私だけでなく皆さんも感じていたようでした。
女子会、最高です!

普段は目立たないニーズも満たせる「女子会」
中には、レズビアン(同性愛)、バイセクシャル(両性愛)、パンセクシャル(全性愛)の方も多くいらっしゃったのも驚きでした。
レズビアン(同性愛)の女性は特に、
「SMのパートナーも女性が良いので、男女混合の交流会ではパートナー探しがしにくい…」
とのこと。
通常の交流会だと、
・男性にお誘いされたくない
・女性に声かけたくても少ない
・女性参加者も男性のパートナーを探していることが多い
…という悩みがあるそうです。
そういう点でも、女子会という場は需要があるなと感じました。

同性だからこそ話せる、女子トークも!
私もいつか同性に聞いてみたかったトークテーマ『すっごい酷い生理痛の時、M属性ならSMプレイとして乗り越えられるのか?』をやっと切り出すことができました…!
返ってきた大半の答えは、
「パートナーさんから受けた痛みなら喜んで引き受けるが、生理痛は自分の体が引き起こしているので、不条理な痛みは嬉しくない」
「生理痛が酷い時に、パートナーさんに腹パンやお腹を踏んでもらえたら、プレイとして昇華できるかも」
とのことでした!
M女性ならではの納得の理由ですね!勉強になりました!

あっという間に時が過ぎてしまい…
2回のテーブルシャッフル、フリートークタイムがあり、あっという間にイベントが終了。
あと10時間は喋れる!
とテンション爆上がりでした。

気の合う方と連絡先交換し、
今後SMバーやイベントに一緒に行きたいね〜
なんて話をしました。
同性のお友達がたくさん出来て、大満足です!

公式イベントレポートも参考に
『Luna女子会』運営さんからのレポート記事もありますので、ぜひこちらも読んでみてください♪
お写真付きで雰囲気も伝わりやすいかと思います。
同性のお友達づくりはもちろん、初めてのイベントにも!
「SMのイベントに行ってみたいけど、女性1人だと少し怖い…」
「まずは同志の女性のお友達が欲しい」
という方にはピッタリなイベントだと思います!
第2回Luna女子会も絶対開催していただきたいです!よろしくお願いいたします!!
