S(サド)がM(マゾ)の臀部を手や道具で叩く「スパンキング」というプレイを知っていますか?
プレイの中で、スパンキングをする人は「スパンカー」、スパンキングされる人は「スパンキー」と呼ばれています。それぞれの末尾を取り「カー」「キー」と言われることも。
この記事では、SMとは少し異なる、「スパンカー」と「スパンキー」が作り上げるスパンキングの世界を解説していきます。
スパンキングとは
スパンキングとは、臀部を叩く行為を指します。臀部を叩く行為は、古来から懲罰・お仕置き・躾行為としての意味を持って行われてきました。悪いことをした子どもにお仕置きをするために大人が子どものおしりを叩く、という行為は世界共通。スパンキングプレイでも、スパンキーが悪いことをして、それに対してスパンカーがお仕置きとしてスパンキングを行う光景がよく見られます。
パートナーとの関係性によっては「ラブスパンキング」というような、性行為の前戯としてスパンキングを行うこともあります。この場合、違いを明確化するために、通常のスパンキング行為を「ディシプリンスパンキング」と呼ぶことも。
スパンキングに付随する行為として、「コーナータイム」と呼ばれる、部屋の隅にスパンキーを立たせて反省させる時間を設けることもあります。日本の学校で、先生が生徒を廊下に立たせるようなイメージです。懲罰的なスパンキングの後に行われることが多いプレイとして知られています。
スパンキングのやり方はさまざま
スパンキングは、さまざまなパターンで行われます。
体勢
スパンキングプレイでは、主に2種類の体勢がよく使われています。1つはOTK(Over the knee)です。スパンキーをスパンカーの膝の上にうつ伏せで乗せ、臀部を叩く姿勢です。スパンキーとスパンカーが触れ合う姿勢なので、愛情を伝えやすいといった特徴があります。
もう1つはベントオーバー(bent over)です。机や椅子などに手をつかせたり、うつ伏せにさせたりして、臀部を突き出させる体勢です。スパンキーの体勢が安定しやすいので、スパンカー側はスパンキングがしやすいといった利点があります。
これ以外にも、スパンキーを四つん這いにさせて臀部を打ちやすくする体勢や、床やベッドにスパンキーをうつ伏せに寝かせ、お腹の下に枕などを敷いて臀部の高さを出す体勢などもあります。
また、スパンキングに特化したスパンキングベンチにスパンキーを拘束する場合もあります。一般的な家具を使う場合は、椅子にスパンキーが覆いかぶさり、臀部を突き出した状態にすることも。
道具
スパンキングは手や道具を使って行います。
スパンキングにおいて、手は最もオーソドックスな手法です。ただし、スパンカーは強く叩きすぎると腱鞘炎を起こしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。また、骨があり硬い掌底(手のひらの下部)で叩くと、スパンキーの負担が大きくなってしまうため、なるべく避けることが好ましいです。
スパンキングで鞭を使う場合は「ケイン(棒状の鞭)」を用いることが多く見られます。木製のケインは、英国において教師が生徒をお仕置きするために使われていたとされる道具です。また、先が2つに枝分かれした、ベルトのような見た目の鞭である「トゥジング」や、打面の広い「スパンキングパドル」などが使われることも。
鞭のほかにヘアブラシや靴べらなどの日用品もスパンキングプレイに使われます。ただし、日用品はプレイ用に作られたものではありません。スパンキーの負担や怪我のリスクに十分気をつけた上で、取り入れてみることをおすすめします。
編集:ユキ
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