はじめに|なぜ、Lunaは新しいSNSをつくるのか

ここ数年、X(旧Twitter)を中心に
アダルト・SM・フェチ・R18創作の界隈で、凍結や規制が相次いでいるのを感じている方も多いと思います。
- ある日突然、アカウントが凍結される
- 何がアウトで、何がセーフなのか分からないので迂闊に喋れない
- 告知や投稿が「いつ消されるか分からない」不安の中にある
- Blueskyに移行したけど結局お客さんはついてこないので告知ができない
それでも、性やSM、フェチや創作は
誰かにとっては生き方であり、仕事であり、大切な表現です。
Lunaは、ずっとそのど真ん中で現実を見てきました。
このミッションを掲げてきた私たちが、次にやるべきことは何か。
その答えとして生まれたのが、
Lunaの新しいSNS 「Utata(うたた)」 です。
「Utata(うたた)」という名前に込めた意味
Utata(うたた)は、
- 気を張らなくていい
- 無理に発信しなくてもいい
- ただ、そこに“居ていい”
SNSというと
「発信しなきゃ」「いいね数を伸ばさなきゃ」と
どこか疲れる場所になりがちですが、
Utataは違います。
静かに腰を下ろして、安心して呼吸できる場所。
それが、この優しい名前に込めた意味です。
Utataは「告知ツール」だけではありません
最初に、ひとつだけ大事な前提を共有させてください。
Utataは、告知ツールがメインではありません。
最初はお店の方々を中心に招待をしていきますが、役割は、Lunaと分けています。
👉 Utata=SMの人たちを中心にXやその他SNSから追い出された人たちが落ち着く居場所
👉 Luna=マッチングや、イベントなど、行動に結びつける場所
告知はウェルカムです! 拡散も自由に! 積極的にSMの文化がなくならないように、
お店の告知がお客さんに届くように!
でもUtataは「イベント告知やお店の告知を貯める場所」ではなく、
人が戻ってきたくなる居場所として設計しています。
なので、日本最大級のSMプラットフォームを持つLunaと連携し、
お店のイベント情報をLunaでも見れるようにまとめてしていきたいと考えてます。
とはいえ、まずはお店の方々の告知ができる場所を目指して動いていきます!

どんな人のためのSNSなのか

Utataは、最終的にはSMの人だけの場所ではありません。
歓迎しているのは、例えばこんな使い方です。
- 店舗・イベント・演者の発信拠点として
- Xでは出しづらくなった写真・文章の置き場として
- 作品・活動のアーカイブとして
- フォロワー向けの深い投稿の場所として
- SMや性のことに関して、「見る専」「ROM専」として、ただ眺めるだけ
今まで過去Twitterで出来ていたことは、基本そのまま出来ます。
違いは、ひとつだけ。
投稿ガイドラインについて(とても大事な話)
Utataは、性にオープンだからといって、なんでもOKな無法地帯ではありません。
だからこそ、最初からルールを明確にしています。
一般的に大手のSNSは性=悪の形で、すべてを排除しにかかっています。
でもそれは私たちの居場所をなくすことになりかねません。
UtataとLuna、無法地帯ではない、秩序を持った居場所をつくっていきます。

性的表現について
- 性器が明確に露出した画像・動画はモザイクがあっても禁止
- 未成年を含む・想起させる表現は厳禁
- 法律に違反する行為は全て禁止
※ SM・フェティッシュ表現そのものは一切禁止しません。
※ 文脈・合意・安全が大前提です。
外部SNS・リンクについて
Utataは、外部SNSからの流入・誘導を前提としたSNSです。
- X / Bluesky /Instagram / Discord などのリンク
- 店舗・イベント・個人サイトへの導線
- 他SNSでの告知利用
すべて ウェルカムです。
Utataは閉じる場所ではなく、安心して戻ってくる本拠地です。
ハラスメント・スパムについて
以下は禁止です。
- 特定の個人・団体への攻撃
- 差別的・排他的表現
- 威圧・晒し・執拗な詮索
- スパム・詐欺行為
違反投稿は、予告なく削除・制限・凍結の対象になります。
通報が一定数集まった投稿は自動的に非表示になり、運営が確認します。
最初は「招待制」で、静かに始めます

最初は「招待制」で、静かに始めます
Utataは、いきなり誰でも使える形では始めません。
Lunaの代表であるひの個人から直接、招待制でスタートします。
これは、人数を増やすためではありません。空気を壊さないためです。
小さく、濃く、「ここは大丈夫だ」と感じられる状態を、先につくります。
招待制って、具体的にどう進むの
Utataの立ち上げは、「とりあえずたくさん誰でもいいから人を集める」やり方をしません。
最初にやるのは、“安心して投稿でき、反応が返ってくる空気”を成立させることです。
だから、招待は次の順番で進めます。
① 最初の方々を、ひのが直接招待します
まずは、SMバー等の店舗・イベント運営者、表現者、クリエイターを中心に約60人 をご招待していきます。
この60人は、「ユーザー数」ではなく Utata、そして、SM文化の核です。
投稿が流れ、反応が返り、「ここなら出しても大丈夫だ」と思える、その最初の状態を、一緒につくるこのSMの世界をつくって頂きたい方々です。
② 招待された方には、必要な分だけ招待枠を渡します
ご招待された方には、「この人なら安心して呼べる」と思う人を招待できるよう、招待枠をお渡しします。
イメージとしては、お店の仲間の方々、いつも来てくれる大事なお客様方、ご友人の方々など。
ここで大事なのは、無理に一気に誰でもいいので人数を増やすことではなく、“ちゃんとSM文化を理解し、反応できる人がいる状態”を保つことだと思っています。
Utataは「見る専」「ROM専」も歓迎ですが、
立ち上げ初期だけは特に、投稿するとちゃんと返ってくる体験を優先します。
③ 一気に広げず、状態を見ながら広げます
招待は、ドカンと一気に放ちません。
- 投稿はちゃんと流れているか
- 反応は返っているか
- 治安や空気は崩れていないか
- 通報や運営対応は回っているか
こうした状態を確認しながら、少しずつ招待を進めます。
招待された方も、招待コードを持つことができるので、どんどんと口コミでご友人を呼び集めていくことができます。
Utataは、
「増やせるから一気に増やす」ではなく、モラルと文化を大事にするからこそ「保てるから、次に進む」 という考え方で文化を広げます。
じゃあ、どのくらいの規模になりそうなの?
ここは曖昧にせず、現時点での現実的な見立てをお伝えします。
(※あくまで想定であり、状況により前後します)
最初の3ヶ月はまず「モラル」をつくる期間
- スタート: 約60人
- 2025年3月~4月時点:累計 約6,000〜7,000人(想定)
この3ヶ月時点で狙っているのは、数字の大きさではありません。
- イベントや日常のつぶやきにTwitterの時のようないいね40〜50が自然に返る
- ときどき 100以上の反応が見える
- 「ここに移っても大丈夫そうだ」と感じられる
4〜6ヶ月:Luna連携で、安定した流入が乗り始める
Utataは、外部SNSからの流入も歓迎しますが、もうひとつ大きな強みがあります。
それが、Lunaの既存ユーザー基盤です。
すでにLunaは10万人規模のユーザープラットフォームを抱えている日本最大級のSMプラットフォームです。
4ヶ月目以降は、
- Utataを眺めに来る人
- 反応するだけの人
- 発信はしないけど、空気を支える人
がLunaと連携をしていくことで、7,500〜8,500人を想定しています。
なぜ、この規模感がちょうどいいのか
Utataは、最初から数十万人規模を目指すSNSではありません。
この規模感だと、
- 投稿が流れる
- 反応が返る
- 治安が維持できる
- 運営がちゃんと守れる
非常にセンシティブな性というジャンルを扱うからこそ、タイムラインを開いた瞬間に、アダルト動画やAVの動画だけが流れているようなSNSにしたいとは思っていません。
だから最初のゴールは、「壊れない濃さで成立している本拠地」 です。
招待を待っている人へ
「参加したい」「招待がほしい」という声も、すでに届いています。
Utataは、場が安定してきたタイミングで、段階的に招待の幅を広げていきます。
まずは、空気を一緒につくってくれる人から。
その順番だけは、崩しません。
これから、どうなっていくのか
Utataは、Lunaの中で完結するものではありません。
- 発信する人が安心できる
- 見る人も安心できる
- そして、必要なときはLunaへ自然につながる
そんな循環をつくります。
数字を追うよりも、成立している状態をつくることを優先します。
最後に|Utataが守りたいもの
Utataは、他のSNSが「安全のため」に切り捨てた人たちのための居場所
拡散も、告知も、表現も、今まで通りやっていい。
ただし、モラルと安全だけは、必ず守ってください。
その代わり、私たちは、ちゃんと守ります。
Utataは、ここから始まります。


