なぜ改めてデザインをリニューアルしていったのかというお話をしていきます。
良ければ御覧ください。
世の中からはSMは、女王様がボンテージを着て、鞭で叩く、痛い、怖い。痛ければ痛いほどすごいドM。
SMのHPはアングラ感満載で、黒と赤でギラギラしており、一見様お断りで、元々その世界にいる人ではないと入ってきづらい高い壁があるようにみられていると思っています。
ただ本当のSMの姿は、日々自分自身の性癖や思考、嗜好に向き合い、苦悩しつつ生きている人も多いと思います。
私達が、痛いことが好きなのは、悪いことなのでしょうか。
私達が、苦しいことが好きなのは、悪いことなのでしょうか。
世間から理解をされないのは良いとして、SMが好きだからと言って、世間から稀有の目で見られ、色物として使われ、疎まれるような存在なのでしょうか。
お笑いの罰ゲームにSMは使われるのに、一般社会ではSMという嗜好は認めてもらいづらい。
ネタとして使われるか、疎まれるような存在か。
SMという、こんなにも苦労をして考え抜いて、生きていて、性癖というものを越え自分自身に向き合い、自分とはどんな人なのかを考えて、自己理解を深めていく真面目な場もなかなかないのではないでしょうか。
Lunaも自己紹介プロフィールを書くことで、自分自身を推敲し、振り返る機会を作れるような設計になっています。
Lunaとしては、SMの人たちは悪いことをしているわけではないと考えています。
犯罪を犯して、人に迷惑をかけている人は別として、SMの嗜好を持っているからと言って、世間から疎まれる存在になるわけではないと考えています。
Lunaには3.5万人(2023年6月1日時点) のユーザーさんがいらっしゃいます。
この3.5万人の利用を頂いてる皆さんが世間から疎まれる存在となるのは、Lunaとして目指すべき状態ではないです。
もちろん、SMは隠れてやるべきものであるという人が一定数いらっしゃるのも理解をしておりますし、それを否定するわけではありません。
ただ、隠れてやれなくて苦しんでる人も同時におり、隠れてやれている人たちはとても幸せな人だと思っております。
Lunaユーザーのうち、SM界隈と呼ばれるところに出てきている人たちは、おそらく2割もいらっしゃらないと思います。
3.5万人の2割なので、7,000名程度。
SM界隈に出ている人たちはこのくらいではないでしょうか。
界隈にでて隠れてSMを楽しめている人たちが2割に対して、ボリュームゾーンの8割の28,000名の人は隠れて楽しむことが出来ず、行き場がなく苦しんでいる人たちが多いのではないかと思っています。
SM界隈に出ている人だけではなく、SM界隈に出てこれない大勢の人たちに対しても光を当てて、その人達の救いの場、居心地良く過ごせる場になっていきたいと考えているのがLunaです。
そのため、今回のTOPページリニューアルはSMという表現をもちろん使っていますが、なるべくクリーンできれいな表現を意識して作りました。
使っていただいている方が、少しでも世間から疎まれる存在にならないよう。SMを世間に理解をしてもらおうとは考えてはいません。
ただ、SMだからといって、SMが好きな人達が世間から疎まれ否定をされないような、そんな社会を作って行ければと思っております。
そしてLunaは、Lunaを使って頂いてる方々が、“安心して自分らしさを追求できる社会の創造”をしていきたいと考え、これからも頑張っていきます。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。