男女の恋愛関係において、必ずしも男性がリードする必要がなくなってきたこの時代。そのような状況下で、昨今「S女性」を好む男性も少なくありません。
しかしS女性は、SM性癖のない女性と比較して、まだまだ圧倒的に少数派です。今回は、S女性との出会い方や、マッチングの際に気をつけたい注意点などを解説します。
S女性との出会いの準備
S女性と出会う前に、まずは準備を欠かさず行いましょう。S女性のことだけでなく、自分のことも深く理解し、言語化できるようになることで、より相性の良い人とマッチングできる可能性が高まります。
準備のためにしてほしいことを、2つご紹介します。
S女性のタイプを理解する
一口に「S女性」といっても、日常的にSな振る舞いをしている人もいれば、普段はSの顔を一切見せない女性もいます。また、子どもの頃からS性を持っていた人や、最近Sに興味を持ち始めた人、SとM両方の気質を持つ「スイッチャー」や、もともとMだった人がSに転向した「S転」の人など、人によってその性質は大きく違います。誰ひとりとして同じ人はいないと言えるでしょう。
「S女性って〇〇だよね」と、その属性を一括りにして理解した気になっているままだと、いざS女性と会話をする際に認識の齟齬が発生します。さらには、自分の理想の「S女像」を押し付けるような話し方になり、相手に不快感を与えてしまう危険性も。
S女性にもいろいろな人がいることを理解しておくことは、今後S女性と良い関係性を築く上で大変重要です。
自分のM性を理解する
自身の持つM癖についてしっかりと向き合い、言語化してみましょう。「S女性と出会いたい」という気持ちだけが先走ってしまっては、いざS女性を前にした時に、良好なコミュニケーションができません。簡潔でもいいので、以下の項目を書き出してみてください。
- なぜM男になったのか
- 自分はどんなMなのか
- S女性どんな関係を築きたいのか
- 好き/やりたいプレイは
- 苦手/NGなプレイ
ここで大事なのは、好きなことだけではなく、苦手なことも書き出してみる点です。性癖は十人十色。あなたが苦手なプレイでも、誰かにとっては大好きなプレイである可能性があります。性癖の不一致を避けるためにも、今一度振り返ってみるのがおすすめです。
S女性と出会える場所
準備ができたら、S女性との出会いの一歩を踏み出しましょう。
まずは、どこでS女性と出会うかを決める必要があります。主要な出会いの場は、以下の3つです。
バー・イベント
S女性と出会う場とSMバーやSMイベントがあります。SMの性癖を持つ人たちと実際に会うことができるので、直接会って相手のことを知りたい人におすすめです。
しかし、SMバーやイベントの参加者の中でも、S女性は少ないことがほとんど。いろんなSMバーに足を運んだり、S女性が多く参加しそうなイベントを選んだりする必要があります。
マッチングアプリ
もっと多くの出会いを手軽に求めたい場合は、マッチングアプリがおすすめです。
マッチングアプリの最大のメリットは、パソコンやスマホさえあれば登録でき、自分の好きなタイミングで女性を探すことができる点です。現代において、カップルの出会いのきっかけがマッチングアプリであるケースも増加しており、利用者も増加傾向にあります。
一方で、男性がマッチングアプリを十分に利用したい場合は、有料会員登録の必要がある場合がほとんど。一部機能を無料で利用できる場合もありますが「女性にいいねを送るのは一日1件のみ」「メッセといった字数に制限がかかる」といった場合が大半です。
さらに、ノーマルな性癖を持つ人たちが多く登録しているため、その中からSM好きを見つけるのは難しい可能性も。M女性に限らず、幅広く出会いを求めている人には良いツールです。
SM特化のマッチングサイト
性癖に特化したマッチングサイトも近年増えてきています。
そのなかでも「嗜好で繋がる」をコンセプトとする、SMマッチングサイト『Luna』は、プロフィール欄にS/M・ドミ/サブの度合いを登録することができ、SM愛好家とマッチングをしたいユーザーにおすすめのサイトです。
さらに、男性でも無料で登録・活用が可能。男性無料会員の「いいね!」の送付数は1日1件と制限がありますが、マッチングしたあとのメッセージのやりとりは無制限にできるため、無料会員でもマッチングできるチャンスは十分にあります。
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マッチング成功させるためのポイント
S女性と出会う場所を決めたら、マッチングに向けて動き出しましょう。相性の合うS女性とマッチングし、良い関係性を築くために必要なことは、以下の3つです。
自身のプロフィールを充実させる
自身のプロフィールを提示することは、相手女性にとって非常に重要です。性癖やプレイの話だけでなく、日常のことや趣味などSM以外の情報も相手に伝えることで「こんな人なのかな?」とイメージがつきやすくなり、女性も安心感を抱きやすくなります。
M男性に多く見られるのが、マッチングサイトのプロフィール欄に「飼ってください」「いじめてください」という文章しか書かない人や、実際に会ってもざっくりとした願望のみえて相手に丸投げする人。S女性は、このような人に対して「どんなM男性なのか全くわからない」という不信感を抱きます。
もちろん、知られたくないことまで事細かに伝える必要はありません。ですが、自身のM性を理解し、S女性に興味を持ってもらえるようなプロフィールを考え、できるだけわかりやすく伝えられるようにしましょう。
相手を意識したメッセージを送る
マッチングサイト内や普段のやり取りにおいて、女性は男性と比べて数倍ものメッセージが届いています。そのなかで、他の男性ユーザーと差をつけるためには、しっかりと相手との会話を楽しめるよう意識したやり取りをすることが必要です。
例えば、相手からの質問に答えるだけだったり、常に女性側から話題を提供してもらっていたりが続くと、相手女性もやり取りが面倒に感じてしまいます。会話のラリーが続かないと、せっかくマッチしても自然消滅してしまう可能性が高まるでしょう。
また「友達」としてやり取りをしている女性に執拗にプレイをせがむことや、「一時的なパートナー」を求めている人に、それ以上の関係を望むような言動も好ましくありません。
オンライン上のメッセージとはいえ、会話しているのは実際の女性です。相手のプロフィールを読み、相手の話をよく聞き、会話を楽しむことが重要となります。
「モテる」M男性になる
M男性の何よりの魅力は「服従性」といえます。S女性のためにどれだけ尽くせるのか。その服従心は普段の表情、言葉遣い、所作にも現れます。ノーマルな男性にはない、M男性ならではのアピールポイントでしょう。
必ずしも「高身長」「若い」「イケメン」がモテるために必須ではありません。案外、年齢や外見は重視されないことも多々あります。年上や、小柄で細身なM男性が好きだというS女性も一定数存在します。
しかし、外見に寄らないとはいえ、清潔感をおろそかにするのはNGです。S女性と実際会う場合は、キレイめな服装や髪型にして、爪やヒゲなど最低限の身だしなみは整えるようにしましょう。それだけで「モテる」M男性になれる可能性は高まります。
まとめ
素敵なパートナーや恋人に巡り会えるまで、時間やお金や気力がかかることもあるかもしれません。しかしS女性に好かれるため努力する姿は、M男性であっても格好良く映るもの。
「S女性に選ばれる」M男性になれるよう、日々心掛けてみてください。
編集:ユキ