あいさん
女性30代前半
Sドミ
関東
うさぎさん
男性20代後半
M
都内
ご年齢、お住まい、性癖
あい:私はSおよびドミです。年齢は30代前半です。関東圏に住んでいます。
うさぎ:僕は年齢は20代後半のM男です。都内に住んでます。
Luna をはじめたきっかけ
あい:私は昔SM掲示板とかにいたんですけど、しばらくこの界隈はなれていたんです。
数年ぶりに、「マッチングアプリ全盛期だからSMに関するマッチングアプリもあるかもしれない」と思って検索してみたらLuna が引っかかってきたっていうのが、きっかけですね。
SM掲示板を使い慣れていたので、アプリ自体に抵抗はなかったです。Lunaでは従来のSM交流スペースであった掲示板と違い、身分証の提出が義務づけられていまいた。安全面が守られていることに安心感を得ました。
うさぎ:ぼくは、もともとSMのパートナーがいたのですが、別れてしまったんですよ。「じゃあ相手を見つけようか」っていうときに、Tinderを始めました。
性癖を隠しながらアプリを利用していた僕の目に留まったのはM 男募集というプロフィール欄の文言でした。M男募集のS女さんと僕はメッセージを重ね、一度会いました。ゆきずりの彼女に「Lunaっていうアプリがあるよ」と教えてもらいました。
Tinderではユーザー数が男性の方が多くあまりマッチングできなかったり、一時的な繋がりとなってしまうことがあったので、Lunaも最初のうちはあまり期待せずダメ元で始めました。
Luna を始めたときのLunaへの印象
うさぎ:正直心配でした。やはり体格や力、物理的な面で女性側はリスクが男性よりも大きいので、当然女性のユーザー数は少ないだろうという想像はついていました。女性にくらべ男性の母数が多い中、ぼくは自分のスペックに自信がありませんでした。そのため、ターゲット層を広げるためにSとM両方出来る、とプロフィール欄に書いていました。でも実際探していたのはS女さんだったんですよね。
プロフィールは他にもいくつか工夫をしていました。性的な部分以外の繋がりを大切にしたかったので、性癖を書き連ねるだけではなく趣味などを書き、親近感を持ってもらえるようにしていました。
あい:怖いとかはなかったですね。逆にS女は少ないから無双できるだろうともくろんでいました。
ただ最初、彼は顔を隠していたんですよ。顔写真を載せていない投稿はすべてスキップしていました。で、どうしようって思ったときにメッセージが丁寧だったから、「こんなちゃんとしてるんだったら」っていうので「ありがとう」を返した記憶があります。わたしが彼のメッセージで惹かれた箇所は「SMにおいて精神的な繋がりを大事にしている」という部分です。
うさぎ:ぼくにとってあいさんはLunaでマッチした最初の女性でした。僕は最初に「顔写真わかるようにして」といわれたのを覚えてます。彼女に顔写真を送って、そのあとすぐにXに移行して、という感じですね。
twitterに移行後のやりとり
あい:正直申し訳ないのですが、その他大勢と変わらないという印象でした。
でも、とりあえず会ってみようかな、って感じです。わたしは10人ほどとやり取りをしており、お会いして合わないと思うたびにその場で「合わないです」と伝えて切るということを繰り返していました。
彼とは3回くらいのメッセージで会うことが決まりました。面倒くさいのが嫌いなんですよ、私。
うさぎ:ぼくは、最初は顔から入るタイプなので写真を見て、「綺麗だな、かわいいな」という印象でした。
とんとん拍子で会うことが決まり戸惑いを感じる反面うれしかったです。「めんどくさいのが嫌いなんだ」という言葉から「ああ、この人はほんとにS気質の方なのだな」と感じました。
実際にお会いしたときのお互いへの印象
あい:うさぎさんとあうにあたって全ツイートチェックしたんですよ。実物を見たときに「わ、本物だ」とおもいました。芸能人を見るような感覚でした。
そのあとにいかに自分たちの相性がいいのかをめっちゃプレゼンされたのを覚えています。M男は基本受け身なので基本的にリードしてあげなきゃいけないんですよ。だから、押されるのははじめてで非常に気分がよかったですね。わたし、駆け引きとか嫌いなんですよ。だから一緒に時間を過ごすうちにちゃんと考えるうさぎとなにもかんがえないわたしは相性がいいと感じるようになりました。
うさぎ:相性がいいし、タイプだと最初におもいました。プレゼンをしたというよりは自分の気持ちをそのまま伝えた感じです。素直な気持ちでした。あいさんからすると少女漫画の「面白い女」の逆バージョンって感じですかね。
現在はどんな関係か
あい:私たちの今の関係はワンちゃんと飼い主ですね。首輪もあげました。うさぎくんはその首輪を会社でも持ち歩いています。
うさぎ:会うときにも必ず持っていきます。
あい:先月は私は仕事で会えませんでした。会う頻度は大体月一くらいですかね。
うさぎ:会える日と会えない日の波がありますね。
あいさんには毎回伝えているんですけどお互い替えの効かない存在になれたら素敵だなと思ってます。自分の性癖とかって人に言えないじゃないですか。性癖のなかでもこういう振る舞いとか言葉がいいみたいなものは関係を深めていかないとわかりあえないとおもうので。今のところ2人で会う異性はあいさんだけです。その環境下で替えの効かない存在になれたらいいなとおもって。
あい:基本的にリードはずっと離さないでいますね。美容とか健康とか頑張らなきゃいけないんですよね。
うさぎ:あいさん、めっちゃストイックなんですよ。行動力の塊ですし。ぼくといるとき、あいさんはずっと表情を崩さないんです。「どうして美しい顔のままなんですか」と聞いてみたんですよ。
あい:そうですね。終始顔を歪ませないよう、一番いい顔を保つように意識してるんですよね。
うさぎ:一番いい状態を作ろうとしてるんですけれども、たまに嬉しくて、気分が盛り上がった時とか表情が崩れて恥ずかしがるところが堪らないですね。
最後にLunaをこれから使う方たちにアドバイス
あい:うーん、ちょっと待ってくださいね。今数打てば当たるって言いそうだったんですけど。
うさぎ:マッチングのコツは特にないと思います。とにかく真剣にやり込めば、その分結果が返ってきます。
あい:写真気にするとかプロフィール考えないといけないでしょうね。私もやっぱりプロフィールを直しましたよ。なんか回りくどく言うよりはもうこういう人間ですって人間性を知ってもらった方が早いですね。人間性を全面に出していくと割といい感じになるとおもいます。
うさぎ:あいさんから考え方がおかしいといわれたのですが、ぼくは自分のことを好きになってくれる異性のことを、お客さんのように思っています。
ある自分の価値を高めていくっていうのも大事なのかなと思ってます。俗にいう自分磨きです。例えば、このカップル理想だなとか、この人タイプだなって思った時も、その女の人だけを見るんじゃなくて、隣にいる男を見て自分もこのレベルまで持っていこうとか考えます。外見に加えて中身も磨きます。中身というのは価値観や趣味です。どんな自分が受けがいいのか総合的に自己分析してお客さん、つまりパートナーの獲得に努めていくっていうスタイルがおすすめです。異性へのアプローチも大切ですが、自分自身を磨いていきましょうというのがぼくからのアドバイスです。