Lunaユーザーの皆様、必見!
親密な関係を作るプロの方々にエスコート術を学ぶインタビュー企画です。今回は、企画の第一弾として、女性向け風俗 世田谷秘密基地所属、コウイチさんにインタビューしました!
「女風におけるSMプレイって、一体どんな感じなの?」「どんなことしてるの?」という素朴な疑問から、「Lunaのマッチング&メッセージのやりとりのコツ」「実際にお相手とお会いした時に意識するべき部分」まで、多角的にアドバイスをいただきたいと思います。
コウイチさん、よろしくお願いいたします!
女性への接客では「深い会話」を心がける
――まずは読者さんに向けて、自己紹介をお願いします。
コウイチさん:世田谷秘密基地所属の、コウイチです。お仕事では性感をメインに行っておりますが、性感の中でも、SMプレイを得意としています。緊縛も可能ですし、最近だと仙骨を使った性感開発を行うこともあります。
――女風でのSMプレイって、どんなことするんでしょうか?
コウイチさん:道具を使うSMオプションには、緊縛・鞭・蝋燭などがあります。加虐に近いものだと、殴打や腹パンなどですかね。お尻の中、いわゆるアナル開発も可能です。
――お客様のS/M比率はどのくらいでしょうか?
コウイチさん:僕のお客様に関して言うと、ほとんどがM女さんですね。でも、いじめられるのも嫌いじゃないです(笑)。S女さんも、もちろん大歓迎ですよ。
――M女さんウケの良いプレイを教えてください。
コウイチさん:羞恥心を煽ったり、辱めたりするようなプレイはご好評いただいています。ただ僕は、プレイ以前に、お客様のやりたいこと”を聞ける関係が築けていることが大切だと考えています。お客様の心の中にある「実はこういうプレイが好きで、やってみたい」という気持ちを言えるか言えないかで、満足度に大きな差が出てしまうと思うので。お客様がよりプレイに集中していただけるよう、プレイ前に深い会話ができるようにと心がけています。
――今までで、変わったプレイのご依頼はありましたか?
コウイチさん:変わったプレイで言うと、シチュエーションプレイですかね。例えば「レイプのような感じで」というご依頼をされたことはあります。ご依頼があって施術をするので、もちろんお客様同意の上ですよ。
――レイプのシチュエーション! 具体的にはどのようなプレイをしたのでしょうか?
コウイチさん:女性向け風俗では、お客様にホテルで待っていてもらう”ホテル先入り”というパターンがあります。そのお客様の場合は、ホテル先入りを希望されて「ドアを開けた瞬間に押さえつけて、そのまま施術に入ってほしい」とのことでした。そういった、刺激的なプレイを安全に実現できるのが女風の強みだと思っています。
Lunaで出会うためには「言葉の適切さ」に気を配る
――Lunaでお相手に「会いたい」と思ってもらえるような、メッセージのやり取りのコツを教わりたいです。
コウイチさん:まずはやり取り以前の、プロフィールの話からさせてください。Lunaのユーザーさんは、プロフィールに「性癖」や「得意なプレイ」などを記入しているかと思いますが、読みやすいテキストがしっかり書けているかをチェックしてほしいです! 基本的なことですが、すごく重要です。日常での会話が成り立たない状態で、性行為やSMプレイ、性感プレイなんて成立しません。もちろん、このアドバイスはメッセージのやり取りにも繋がります。
――まずはプロフィールを丁寧に作ると。メッセージ上で、特に男性がやってしまいがちなミスはありますか?
コウイチさん:女性とのメッセージのラリーの中で、以前相手が答えてくれたことをまた繰り返し聞いてしまうこと、などでしょうか。
――確かに、そういう人はよく見かけますね。
コウイチさん:お互いのことをまだよく知らない段階だと、女性側には「ホテルに連れ込まれるんじゃないか」「乱暴されるんじゃないか」など、心配事がたくさんあります。そんな中で、同じことを繰り返し質問してしまったり、聞かれた質問に答えられなかったりすると、不安感が高まって会えないんじゃないでしょうか。
コウイチさん:女性に「会いたい」と思ってもらうために意識すべきことは、先ほども言ったとおり適切で読みやすい言葉を使うこと。そしてもう1つは、やり取りしているお相手のプロフィールをしっかり読むことだと思います。女性の多くは、Lunaのプロフィールに自分がしたいことや願望が書かれていると思うんです。例えば「押さえつけられるのが好き」と書いてあるのだとしたら、「緊縛や、拘束されることが好きなのかな?」「筋骨隆々の人に、上から押さえつけられるのはどうだろう?」とかって想像ができると思うんですよ。そういったように、プロフィールにはヒントがたくさん散らばっています。男性側はお相手のプロフィールをすごく慎重に見ていただけると、マッチングの幅が広がるんじゃないかと。
独りよがりなプレイはNG! 希望を伝えつつお互いを尊重し合おう
――プレイについて意識すべき点があれば、教えていただきたいです。
コウイチさん:男性側は、自分の好きなことを押し通してしまう傾向がかなり強いと感じます。ベン図をイメージしていただきたいのですが、僕の性癖が左の円だとして、お相手の性癖が右の円だとしたら、マッチしているのはこの”重なった水色の部分”なんですよ。この間でプレイをすれば、よほどの大事故には繋がらないはずなんです。それなのに、重なっていない白い部分を相手に押し付ける男性が少なくありません。
――お相手の好みや要望を聞かず、独りよがりな男性が多いと。
コウイチさん:そうですね。例えば縄が好きな男性だったら、「縄をやりましょう」と言って、それを押し通してしまう。「俺はこれがしたい」「これをやれば気持ちいいでしょ」みたいな気持ちで、強行してしまうことがある人もいるのではないでしょうか。男性側には、それをやめていきましょうと言いたい。
――では逆に、女性が意識すべき点はなんでしょうか?
コウイチさん:嫌なことや心配なことは、遠慮せず、どんどん出していきましょう。女性側には「(相手の希望するプレイを)断ったら嫌われてしまうんじゃないか」みたいな心配があるはず。でも、嫌なことはきちんと伝えて、希望を汲んでくれるお相手かどうかを見定めた上で、プレイに臨むべきです。
――お互いの希望はしっかりと言葉で伝えるべき、ということですね。でも、それはわかっているけどやっぱり言いづらい、と感じる女性も多いのではないでしょうか。
コウイチさん:そうなんです。だから、その上で男性は「自分から言い出せない女性が多い」ことを知っておいてほしい。男性側は、お相手のプロフィールをよく読んでおいて、相手の望まないことを把握しておくことが本当に大切だと思ってます。
――コウイチさんがLunaでマッチングを目指すとしたら、プロフィールにどんなことを書きますか?
コウイチさん: 僕がマッチングを目指すとしたら、1つのことしか書かないですね。緊縛を押し出すなら、緊縛のことだけを書く。中イキ開発なら、中イキ開発のことだけを書く。とにかくなんでも良いので、1つの話題に絞ります。「これだけは本当に好きで、得意です」って書く方が、女性側も選びやすいのではないでしょうか。
――好きなことをプロフィールに列挙している人も多いなか、コウイチさんはあえて1つに絞るんですね。
コウイチさん:さらに言うと、「得意です」よりも、「命を懸けてやってます」「死ぬ気でやってます」など、これが本当に好きで好きで堪らないです!と伝わるように書いた方が、女性側にウケは良いのかなと。「得意」って書いてしまうと、女性側のハードルも上がってしまいますから。お会いしてからのミスマッチも起きやすいんじゃないかと思いますよ。
お相手選びでは「違和感」を見逃さないで
――女性側にも、出会いに向けてのアドバイスをお願いしたいです。
コウイチさん:Lunaさんのインタビューでこれを言うのはどうなんだって感じですけど、女性側はやり取りの中で、少しでも違和感を覚えたら、お会いしない方が良いんじゃないかと思います。一歩間違えたら、トラウマを抱えてしまったり、嫌な思いをされてしまったりすることもあるので。メッセージの時点で、お相手に違和感や温度差を感じたら、お会いしてからも噛み合わないことが多いはずです。
コウイチさん:それから、Lunaを利用して男性と出会う場合には、プレイをする前に一度、30分でも喫茶店でお茶をして、後日プレイをするかどうかを決めた方が、女性にとっては良いと思います。僕たち女風セラピストは、時間とサービスを売るという商売なので、そういったサービスはできないのですが(笑)。みなさんにはぜひおすすめします。
コウイチさん、勉強になるお話をありがとうございます!
女風セラピストさんから学ぶ、エスコート術♡
後編では、よりディープなお話もお伺いしています!
コウイチさんインタビュー後編も、近日中に公開予定です。
お楽しみに!
<コウイチ 基本情報>
プロフィールページ:https://go-kichi.com/s/setagaya/boys/view/1080
世田谷秘密基地HP:https://go-kichi.com/s/setagaya/top