ひの/後藤この記事はLunaの代表のひの(後藤)からの想いと、Lunaの新SNSについて書いています。
Lunaは、SM界隈 特化のSNSをリリースします。
お店の告知も、イベントの告知も、日々のつぶやきも。
SMの方たちが安心して言葉を交わせる場所を、Lunaが守りながら運営します。
特にこの記事、メッセージはこんな方々へ読んでほしい
- SMの告知やSMのことが呟けない。お店の告知もイベントの告知もできない
- SM関係の仕事をしてるが、Xがメインになってて集客ができない。
- 規制やシャドウバンを気にして、言葉を削るのがしんどい
- SMのことを、分かる人同士で普通に話せる場所がなくなってる
新SNSイメージ


このSNSでできることは、すごくシンプルです。
基本ほぼだいたいTwitterと一緒です。
- 投稿する
- いいねする
- 返信する
- フォローする
- タイムラインを見る
その上で、ここでは特に
- お店の告知
- イベントの告知
- 日々のつぶやき
- 「この前こういう気づきがあった」みたいな話
そういうのを、変に怯えず出せるようにしたい。
「ここで言っていいのかな?」って手を止める回数を、減らしたい。
そしてお願いです。
ここを”荒らさないでほしい”というより、“一緒に育ててほしい”と思っています。
言葉づかいとか、温度感とか。
強い言い方をしないとか。
新しく来た人に優しくするとか。
あの独特の「ちょうどいいSMの会話」ができる場所を、一緒に作っていきたいです。
逆に最初はできないこと
– DM機能
– 引用リポスト
– 複数画像投稿
– ハッシュタグ
– アプリではなく、WEBなのでWEBアプリとして通知を貰う形になる。
-ブロック機能
など
最初は小さくスタートして少しずつ皆で自分たちのSNSの空気を作りながらサービス機能をどんどんアップデートしていきます。
ちなみにまだ名称は決まってないので、これから決めていくのと、マッチングサービスのLunaとは完全に別サービスとしてリリースするのでマッチングサービスを使わない方も普通のSNSとして使っていただけます。
まずは招待制で、2026年1月頭予定でスタートします
来月頭には、招待制でスタートします。
まずは一部の方々から順番に招待していきます。
僕か、Lunaから個別でご招待をさせていただきます。
特に最初はSM界隈でお仕事をされている方々たちを中心にご招待をさせて頂き、ゆっくりとスタートしていきます。
その方たちから、その方たちが信用している方たちを招待できるように招待制でスタートしていきます。
例えばSMバーの方たちがお店の告知が自由にできるように、イベントをやってる方が自由にイベント告知ができるように、ご自身につながりがある方たちをご招待して頂く形で、スタートしていきます。
ちなみに招待枠は画像では仮で5枠で、増やす予定です。

いきなり全員オープンにして、空気が崩れるのが一番やりたくないことです。
最初は、場の温度をちゃんと作るところから始めたいと考えています。
Xの投稿も”選んで”取り込めます
さらに、Xの投稿情報も(全部ではないですが)自分で選択して取り込めるようにします。
つまり、ゼロから始めなくてもよくて、”Xの延長”として、ゆっくり移ってこれる設計です。

なぜ”今”SM専用SNSなのか
言いたいのは、「Xが嫌いになった」とかではありません。
XはXで、広場としての良さがあります。
でも今の特にSM界隈のSNS全体の流れとして、SMのような文脈は「説明コストが高いもの」「誤解されやすいもの」として、まとめて危険側に寄せられていきやすい流れになっています。
理由は今、SMの人たちが積み上げてきた「空気感」や「暗黙知」が、一般SNSのルール変更や運用で、じわじわ壊され始めているからです。これはヨーロッパのデジタルサービス法(DSA)によって、規制されているため世界的な動きでこれが緩むことは今後ありません。
世界的に起きてる今の流れの詳細やなんでBlueskyじゃないのかなどはこちらの記事をごらんください。

たとえばSMバーの告知や、イベントって、Xで告知できないと成立がしにくい状態に近いです。
でも最近は、何気ない言葉でも引っかかる。
写真での告知だけで凍結する。
凍結まつりが終わったと思ったら今度はシャドバンになる。
発信する側がずっと神経を使う状態になっている。
起きているのはSMの話題そのものが「危ないもの」として扱われていく空気。
僕は、それは違うと思っています。
SMがセンシティブだからというより、社会的な背景から、ルールが”最大公約数”に寄っていく構造だから仕方ないのですが、だからといって、それで僕らの居場所やコミュニケーションの場をなくすわけにはいきません。
だから今回LunaでSNSを作ります。
少なくとも、僕はイーロンより、Blueskyより、mixiよりどんなSNSサービスをつくっているプラットフォーマーの責任者よりSMについて詳しい自信があります。
Xが「大きな広場」だとしたら、LunaのSNSは「SMの人たちが安心してあつまる会員制のたまり場」です。
- 分かる人がいる
- 文脈が通じる
- ちゃんと会話が続く
- そして運営が”守る意思”を持っている
この違いが、今必要だと思っています。
SMの話は、規制されるべき”危険物”ではない
僕は、SMの話は決して「規制されるべきもの」だとは思っていません。
でも一方で、何でもありのカオスなただの18禁エロコンテンツが流れるだけの場所にするつもりもありません。
たとえば、
- いきなり露骨な性行為のAV動画の切り抜きだけが流れ続ける
- 誰かが見て嫌がるような投稿で埋まる
- ヤリモクが集まってきて場が荒れる
- 業者のお貢ぎ投稿が流れまくる
そういう場所にはしません。
僕が見てきた、僕が知っているSMの人たちは、ちゃんと”自分たちなりのモラル”を持っています。
そのモラルで今までこの混沌としたSMの界隈の歴史と文化をつくってきました。
例えばSMバーでのコミュニケーション。
「何が嫌がられるか」
「どこからがダメか」
「ここまではOKだよね」
そういうちょうどいい境界線を、空気として共有している。
それができる人たちが集まってる。
真面目に性やSMを楽しんで、居場所として大事にしている人たち。
そんな人達がつくってきたその暗黙知が、今のSNSの一律の規制で壊されていくのが、僕は本当に嫌なんです。
だからこそ、そんな人達といっしょに自分たちのルールで自分たちのモラルで今までどおりSMについて発信をできてコミュニケーションができて、安心していられる居場所を皆でつくっていこうと思っています。
LunaがこのSNSを作る意味
じゃあ、なぜLunaがやるのか。
それは、LunaがずっとSMという文脈の中で”場の治安”と向き合ってきたからです。
まだまだマッチングサービスのLunaは治安が完璧だとは微塵も思っておりません。
なんならこれから色々と手を入れていく段階です。
ただ、少なくとも他のセックスを前提とした出会い系アプリではなく日本で唯一のSM特化マッチングアプリとしての立ち位置は作れていると思っております。
- 何がOKで、何がNGか
- ルールをどう書くか
- 守るべきラインをどこに引くか
- 問題が起きた時、運営がどう動くか
それを曖昧にすると、場は壊れます。
Lunaが作りたいのは、無法地帯ではありません。
何度も言いますが、SMの人たちが育ててきた歴史や空気感を守りながら、続く場所です。
いま他のSNSが、SMの人たちが積み上げてきたモラルや暗黙知の世界を壊そうとしているなら、
Lunaは逆にそれを取り戻す側に立ちたい。



まとめ
SMの話は、センシティブだから世の中から消されるべきものではない。
僕はそう思っています。
もちろん、何でもOKにはしません。
でも、SMの人たちが長年育ててきたモラル、空気感、ちょうどいい境界線がある。
それが、今のSNSのルール変更で壊されていくのなら、Lunaはそれを取り戻したい。
安全にSMの話をしていただくために、安心して言葉を交わせる場所を、Lunaで作ります。
それをSMの人たちと一緒に育てていきたい!自分たちの居場所は自分たちでルールをつくっていこう。
大手のXやBlueskyや他のSMを知らなくていついきなりBANされるような状況から脱出をしよう。
2026年1月頭のリリースを順次お待ち下さい!!

